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ペンギンアップデート3.0が10月に発生!急落サイトの傾向と対策。そして未来を考える。

2014/10/22

ペンギンアップデート3.0

ペンギンアップデート3.0がGoogleから10月19日に発生し、Google+上では21日に発表されました。
皆さんは、どのような状況でしょうか?

 

順位チェックツールを使ってみたら、一気に下がっていてショック
逆に一気に上がっていて、ラッキー
という様々な方が現れるのが、このGoogleのアルゴリズムのリフレッシュまたはアップデートです。

 

発生したばかりのペンギンアップデート3.0(仮)ではありますが、
私からみるこの変動の状況と傾向と対策を考えながら、
外部リンクの将来像を考えていきたいと思います。

photo credit: AlicePopkorn
via photopin cc

ペンギンアップデートとは?

まずペンギンアップデートは、Googleが行う被リンク・外部リンクに対するルールの変更を指します。
大きく分けると、リフレッシュと言われる小さな変更と完全なニューバージョンである更新があります。

こういったタイミングで大きな被害を起こしやすいのは、

・SEO会社に外部リンクを依頼している
・自作自演のリンクを自分で作っている。

このどちらかのタイプの方ではないでしょうか?

基本的にはこういったアルゴリズムのアップデートは、
1週間前後変動が続き、その後落ち着きを見せる形になります。

そして今回1年ぶりというペンギンアップデート。

これだけ期間が開いていた理由は、

1、誹謗中傷対策とし、悪意を持ってリンクを張る業者がでた、
2、高度化するリンク業者の設置方法との区別

ここをしっかりと行なわないと、間違った被害が多く出るということからと言われています。
さて、そんな待ちに待ったペンギンアップデート3.0はどのようなものなのでしょうか?

 

ペンギンアップデート3.0は肩透かし

変動年間
上記のグラフは今年の他のアップデートやアルゴリズム更新のタイミングと変動幅を比較してみました。
こういう時に役に立つのが、株式会社DEVOさんが提供しているNAMAZです。

今回の3.0はGoogleも1年ぶりのペンギンアップデートになったため、
久しぶりにSEO界隈の話題が盛り上がりそうな予感でした。

発生したよ!という発表が出た時は、一気にFACEBOOKでシェアされたりした方も多くいると思います。

しかしどうでしょうか?
実際、2日から3日立ってみて、あまり記事が増えてこない。

恐らくですが、

『いままでペンギンアップデートと言われた際の変動幅と比べると極端に小さい』

それが要因だと思われます。

上記のグラフを見ていても、かなり小さい。

これはペンギンに肩透かしを食らった気分です。

 

落ちたサイトの傾向と対策

しかし全体的な変動幅が1%台と小さい変動ですが、
ペンギンアップデート3.0が起きた10月19日に落ちたサイトを20サイトほど
ピックアップを行いました。
そして外部リンクが設置されている先を調査し、落ちている要因と傾向を探しました

すると外部リンク先の

・リンク先が重複しているもの:16サイト

・リンクが文章外に設置されているもの:15サイト

・リンクされる前後の文章の規則性が高いもの:14サイト

・URLに規則性が高いもの:11サイト

 

という結果が目に分かる要因になりそうな共通項目でした。

上記のようなリンク先になってしまうのは、下記のような理由からだと同じ立場にいた私は思います。

・リンク集などの一括で登録ツールを利用したため、同じサイト内に同じリンク先が存在する

リンク集へ自動登録!「リンク集バスター」へ登録。
すると、Aというリンク集にもBというリンク集にも、
登録した会社さんは全て存在することになります。
そういった状態です

・SEO会社が手間を掛けたくなく、文章外へ一括挿入している

実際自作自演でリンクを作られる方ならわかっていただけると思いますが、
自分で文章を書くならまだしも、大量にさばくために文章を外注し
その中に自然に見える場所に設置をする。これは結構な手間なんです。
的当に埋め込むのは、簡単です。
フッターや文章外に埋め込むのも簡単ですよね。

・SEO会社が『管理』をするがゆえにURLへ特徴をつける。

リンク先が数万となってきた場合、管理が大切になります。
そしてある程度規則性をつけたほうが、楽な場合が多いです。
不規則なURL設計は、手間でもあり、作る側もめんどくさいということがあると思います。

ここから考えると今回変動が小さかった理由が少し見えました。
私からすると

『いまだにこんなゆるい外部リンクをやっていたのね。』
『もうとっくにダメになっているじゃない』

という感想です。
普通調べているSEO業者であれば、上記のようなことは今は避けながらやっています。

それをいまだにやっていた、ごく僅かなSEO会社と、
あとは悲運にも、リンク先が管理の関係でかぶってしまった
SEO会社に頼んでいるクライアント様が影響を受けたと思われます。

 

今後のペンギンアップデートの未来は?

ペンギン

photo credit: Frank Kehren via photopin cc

ペンギンアップデートなどが起きた時に考えるべき
一番大切なことはこれからのSEOにおける外部リンクの方向性です。

 

今回、ペンギンアップデート3.0で急激に上がったというサイトはなかなか見つけられませんでした。
つまり落ちる要因にはなりますが、上がる要因には今回のアルゴリズムの変更はなっていない。
というところです。
そして

 

『外部リンクに対するアルゴリズムは、大幅な変更はできなかった。』

 

ここが結論なのではないでしょうか?

年間を通して、やはりコンテンツの質で判断するアルゴリズムが多く、変動幅も多い中リンクは・・・という感じなのでしょうか。

 

ただ一点気になるのは、すごい強力そうな1サイトからしかリンクを受けずに上がっていたところも落ちているというところです。

最近ではペナルティを回避するために、なるべくSEO的に有効なドメインからごく少量張るというのが主流でした。
そのため、1リンクであがればそれはそれで、うまくいったという結論がでていました。

 

しかし今回そういったサイトの一部が落ちているのを発見したところから

Googleは、リンクを使って順位決定の際の何がしたいか?

を考えていきたいと思います。
以前のSEOにおける外部リンクの重要性は、サイトのパワーの譲渡・移転という意味合いが強かったと私は思っています。

そのお陰で少量でも、有効なドメインから貼れば、それなりに上がる状態でした。

Ex,
1ページ目に上がるのに100の力が必要だった場合、

10の力のサイト×10リンク≒100
100後からのサイト×1リンク≒100

というイメージです。【ざっくりですが】

 

しかし今回は、ドメイン/URL設計の多様性・リンク先の文章の多様性が求められている感じがします。
それはリンクの意味合いが変わりつつあることを示しているのかもしれません。

 

現在では、ソーシャルなどを含めリンクの意味が『繋がり』を示すことが多くなりました。
そして繋がりが多く、かつ有効なところからもリンクされているところが
有力サイトである可能性が高いことが増えてきています。

そこに対応するためには、

 

『繋がりのバラエティさが重要視+ある程度の力』

 

となったのが今回のペンギンアップデート3.0だと私は思います。

GoogleがPR(ページランク)の更新を停止したのも、そこの意思があるのかなと今は思います。
PRは、SEO上で外部リンクによるそのサイトの強さを示すものといっても過言ではありません。

そこを停止し、今回のペンギンアップデート3.0を起こす。

何かメッセージ性がある気がしますね。

 

今回のContentsBeat まとめ

私は自作自演のリンクで上がることが悪いとは思っていません。

ただし、そこにはリスクがほぼ100%の憑き物で
そこを 理 解 せ ず に やってはいけない

ということだけです。

 

私は、コンテンツを作ることが今後大切です。
しかし同様に外部リンクも変わらず重要なのです。

外部リンクは形を変え、存在価値を変え、順位決定要素にはあり続ける。

 

今回のペンギンアップデート3.0はそんな将来を感じさせてくれました。

今回の変動は、全く影響受けずアフィリエイト・クライアント様に迷惑かけずよかったです。

 

 

「自然でユーザーにとっても有効なサイト」
×
「リンク先のバラエティさ、見せてもいいリンク」

を考えながら動いていきたいと思います。

SEOはおもしろいなー

 

※今回のはContentsBeatなりに考えたものなため、間違い等あればご指摘ください。

+

偶然先ほどの下がったサイト探しをしていたら見つけてしまいました。

決して

こんなとこに頼まないでくださいね。誰にも見せられない。

リンクをなにのために張るのが自然なことかを考えていない。。。

まあ2010年から更新されていないので、お消えになられた業者さんだと思いますが。。。

あまりにかわいそうなので全体ではなく一部だけw

ダメリンク

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