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GMO「SKUID・スクイド」!登録・申し込みから使用感までの評判
著者: sb_ developer
仕事でも、プライベートでもネットのサービスやツールを多く使いすぎてわからなくなる、パスワードが分からなくなるという方。
誰がどのアカウントを使っているのかが管理しづらくなって困るという、会社だと総務・システム管理部門の方は多いと思います。
そういったときに便利なツールとして体験してみたのが、GMOグローバルサイン社が出している「SKUID(スクイド)」というサービスです。
もちろんパソコンやアプリなどではパスワード管理ツールというのは、様々出ています。
アプリなどでは「1Password」などを使っている方も多いのでは。
しかし法人として、ユーザーを設定し管理するとなると、セキュリティ面やサポート体制なども気になるところです。
そして経営者の方であればその導入コスト。
今回はさんざん会社のツール管理・パスワード管理に悩んだあげくにたどり着いた、このサービスをまとめます。
率直な評価と感想をツールを使うまで悩んでいたこと、そして実際の使い方、使ってみた
という流れで、SKUIDをまとめてみました。
まず、パスワード管理ツールを使う理由。メリットは?
パスワード管理ツールは、最近では増えてきたもののまだそこまで認知されていないジャンルかもしれません。
そしてパスワード自体の重要性についても、そこまで深く考えることは少ないのではないでしょうか?
ここで質問です。何かサービスを利用するとき、下のようなことやってしまっていませんか?
- 全サービス、パスワードが一緒
- ブラウザに記憶しているから大丈夫
- パソコン自体にパスワード表を残している
これ、意外に法人でもパスワード「あるある」だと思います。
それもDropbox・Googleカレンダー・請求書ツールなどなど、パスワードが必要なサービスというのは増えていく中、管理するのは本当に大変なことですよね。
ただ、さっき上げた「あるある」をしているとこんな「大問題」が発生してしまうかもしれませんよ。
「パスワード流出!個人情報漏洩」
「パスワード紛失!重要データを紛失」
こんな見出しは新聞雑誌で見かけるもので、決して大企業にしか行らない問題ではなくなっています。
なぜなら、いまではインターネットにつながっていないという法人は少ないからです。
インターネットに接続するものがある限り、その情報は流出する可能性を秘めているのです。
そしてこういった問題だけでなく、社内で動く人材の入れ替わりが早い最近では、個人ごとでパスワードを持っていたため退職後にそのパスワードが分からないといったような問題が発生することも考えられます。
そのなかに会社の機密情報や顧客データなどが、もし仮に入っていた場合は大きな損害につながってしまうことも考えられます。
そんな時に便利なのが、「SKUID」だと私は思いました。
特にデザイン系や中小の営業会社などでは、個人のクリエイティブ力や個人の裁量に任せている部分も大きくなっていると思います。
結果DropBoxにデータはおいていて、連携していたから大丈夫と思っていたのに、やめて連携がなくなってわからなくなったみたいな問題も発生しづらくなるのではないでしょうか。
パスワード管理ツールの選び方
そしてパスワード管理ツールには、大きく分けて「個人向け」と「法人向け」があると思います。
個人であればより、アプリなど手軽に導入できて、端末内で管理できれば十分かと思います。そのため「1Password」などでも十分かなと私は考えてしまいます。
実際に私が思うパスワード管理ツールの選び方として、大きな3つの視点があります。
- 機能面・・・パスワード管理はよく使うツールなのでUIや機能が大事
- セキュリティ面・・・流出、閉鎖したら困るので運営する会社が大事
- 料金面・・・コストが大きかったら導入無理!
この3つで様々なパスワード管理ツールを調べていました。
そこで見つけたのが「SKUID」だったのです。
SKUIDを選ぶ理由①機能面が豊富でユーザー側・管理側もありがたい!
①ユーザーとして魅力のポイント
SKUIDの大きな機能としてあげられるのが、「シングルサインオン」という機能です。
インターネットの業界にいらっしゃる方であれば、聞きなれた言葉かもしれませんが、
シングルサインオン(英語:Single Sign-On、略称:SSO)は、一度のユーザ認証処理によって独立した複数のソフトウェアシステム上のリソースが利用可能になる特性である。
とWikipediaなどでは紹介をされていますが、簡単に言えば
「SKUIDにログインすれば、他のサービスにログインする手間が省ける」
というメリットです。これはシステム導入した会社や個人の方にとっては、大きなメリットですよね。
「えっと・・・このサービスのパスワードは・・・・」
「ブラウザ変えたらログインできない!!ダンッダンッ」
なんてことがもうなくなります。
②管理者側にとって便利なポイント
そして管理する側の機能が充実しているのが、SKUIDの機能面の特徴といえます。
冒頭にあげた通り、誰に何のパスワード権限を与えるべきなのか。そしてこのパスワードをいつまで有効にするかなどの設定ができる
- ID/パスワード管理
- アクセスコントロール機能
が無料でついてきます。そして権限付与後パスワード変更履歴なども気になるところだと思います。
そこにも
- ログ、レポート機能
というのがついており、誰がどれぐらい使っているのか。そしてパスワード履歴の変更がないかなどを管理画面上から確認できるのです。
③全員に便利!接続アプリが豊富
これはこの後の実際の使っていく際の登録方法と設定でお伝えしますが、なんと
「連携アプリ数は、1485サービス」
これがまだまだ増えていく予定とのこと!
SKUIDを選ぶ理由②運営会社の安心性
SKUID[スクイド]を運営しているのは、GMOグローバルサインという会社のサービスです。
もしかすると一般の方からするとGMOクリック証券などのイメージが強いGMOグループのサービスです。
GMOグループは、東証一部上場のグループでもあり、ドメインからサーバーなどのWebインフラを支えてくれています。
そしてそのなかで、GMOグローバルサイン社は、SSLサーバ証明書や情報漏洩対策を行っているセキュリティ周りのプロ集団です。
候補者・議員・首長・政党認証サービスという国の選挙回りでも使われているサービスをやっていることから考えても、このパスワードを任せられる会社だと思います。
パスワードは絶対大切!この考えをお持ちの方こそ、このサービスはお勧めです。
機能充実!会社安心!値段は0円!?
ここがさらに驚きポイントです。これだけの機能と会社がやっていて、それはお高いんだろうなというのが思っていたところ。
それがなんと無料なんですね。。。0円なんですね!!
なぜですか?と問い合わせたくなりました。
けれど中小企業、零細企業にとってツールコストというのは大きなところ。
これで私は決めました!「SKUID」使うって!
実際に使っていく前の登録方法と設定
ここからは実際に使っていく前に必ず必要な登録方法をご紹介していきます。
大きく分けてステップは、5ステップです。
①登録情報の入力
入力項目は、ごく標準的ですが、パスワードが記号・大文字・小文字・数字を組み合わせて行うことになっているので、いつも簡単に作っている人はしっかりと忘れないものを設定しましょう。
設定が終わると、仮登録完了のメールが届きます。
さっそくログインしてみましょう
②ログインと設定画面
ログインすると下のような画面が現れて、連携するアプリを設定していきます。
連携できるアプリ数は、驚きの1485サービス!!
これはすごいですよね。ここの連携している数が少なければ、シングルサインオンのメリットが発揮しづらいんですから。
そしてアプリもニッチなものから、有名なものまで様々!私たちもSEOコンサルティングなどでよく使うAhrefs/Majesticなどがあるのはすごいありがたい!
ここからまず必要なものを選び、シングルサインオンの設定をしていきましょう。
とりあえずMAJESTICというSEOツールから連携をしてみます。
これだけあるとすぐは、見つけるのが大変かと思います。そのときは、アプリが並んでいる右上の虫眼鏡に検索から調べると、出てきます。
※もしない場合もリクエストを募集しているところもうれしいポイントです。
出てきたらば、そのアプリをクリックし、黄色く囲んだ次へをおします。
すると画面が切り替わり
これで登録ボタンを押せば、まずは連携するアプリの登録が完了します。
アプリの個別設定をしていこう!
それではさきほど登録したMajesticというツールを、誰に連携させるかといったところを設定していきます。
ここで便利なのが、「個別登録」と「一括登録」が選べるというところです。
少人数で運営する会社といっても、5人分同じ作業を繰り返すのって実は手間でもあり、時間も無駄になってしまいます。
今回はどちらもご紹介しますが、個別登録はわかり易いので画面だけご紹介します。
アプリの個別登録画面の設定方法
アプリへの一括登録の設定方法
まずは画面を切り替えエクセルをダウンロードします。
エクセルの画面は、こんな感じです。↓
全部設定をしなければ使えないのかが、書いてなかったので一度※がついているところだけ変えてみました。
このファイルを上げてみたところ、無事に登録が完了これは簡単ですね!
ちょっとD列のfalse/trueで拒否感を示さないでくださいね!便利です。
あとは※だけで設定はできるようなので、テンプレートをしっかり作りこむまでは入れなくてもいいかもしれません。
グループの作成
さきほどの追加できたユーザーをグループ設定します。
ここでグループ設定をしておけば、ほかの共有したいアプリなども共通で設定を行うことができます。
これでアプリとユーザーの設定が完了しました。
実際のSKUID利用をしていこう!
ここまでくれば、あとは個人の設定をしていきましょう。
まずこのツールのおすすめは、Chromeの最新版を使って開くことをお勧めします。
SKUID[スクイド]の拡張機能設定
SKUIDには、Chrome専用の拡張機能があり、インストールを行うことで右上からすぐにログインができるようになります。
拡張機能を追加を押せば、自動的にダウンロードが始まりインストールをされます。
すると右上にボタンがでてくるようになり、最初のID/PASSなどを設定すれば登録しているアプリへのログインが表示されるようになります。
アプリのIDとPASSなどを設定
それでは先ほど登録した、アプリのID・PASSを設定していきましょう。
まず表示される青い+マークのボタンをおします。
するとグループで設定されたツールが表示されます。
クリックを行い、いつも使っているIDとPASSを設定してください。
その後、SKUIDで登録したパスワードを入力すれば、これで終了!
無事簡単ログインすることができるようになりました。
管理者画面についてもわかりやすい!タイムリーに情報反映
今回はこのブログを書きながらレビューしたので、本来あまり使っていないメールアドレスなどを設定しました。
そこでログイン後、管理ページを開き削除をしてみました。
するとすぐに管理ページのトップにレポートして反映されました。
そして誰がいつ、何を使っているのかもこのレポート画面から確認ができてしまいます。
悪いこといってしまえば、空アポしてるんじゃないの?
なんて突っ込みもできちゃいますねw
そんなことしませんが。
SKUIDの率直評価!これは本当に便利なツール!!会社のメンバーもUI的に使いやすい!
今回このパスワードツールに出会えてよかったというのが、率直な評価です。
どうしても社内情報の管理やツールの管理は後回しになりがちだったり、研修時などにひとつづつ共有していくなどの手間も一気に減りました。
そして個人的にはクロームのブックマークツールバーが、すっきりしたのもうれしいところ。
これが無料で提供されているというのが、驚きです。
こんな私の評価よりも一回使ってみれば、より魅力がわかっていただけるはずです。
無料ですし