パスワードを忘れる!そんなうっかりに、パスワード管理ツール・アプリ比較
パスワードを忘れやすい!!!
毎回、毎回、パスワードの再発行をして、また忘れて、ということを繰り返してませんか?
そして最終的には、登録したメールアドレスも増えていって、どれがどれだか分からない!!
そんなうっかり、ありますよね!私がそうです。
ただ、ここからが要注意!!
「絶対、パスワードを同じにしてはいけません!!」
※この理由は後ほど。
そして「パスワード管理ツール」「パスワード管理アプリ」を使いましょう!
今回は、うっかりパスワードを忘れやすい方にお届けする、
パスワード管理ツール・パスワード管理アプリの総合比較をしていきたいと思います。
うっかりでも、絶対だめ!パスワードを同じにすること!
パスワードを忘れやすい方が、最終的に陥るのが、すべてパスワードを同じにする!!
これ私もやっていました。
ただ今の時代パスワードを入手されるという事は、とても危険なんです。
最近ではSNSなどでつながっている方から、変なメッセージが来たことありませんか?
Facebookでは、「レイバン」が激安とか。
LINEでは、「iTunesカード」かってきてくれませんか?とか、
これ全て乗っ取られているんですね。あくまで個人なので、まだ誤れば済むこともあります。
ただし、これが仕事上の事だったらどうでしょうか?
信頼を失ってしまいますよね。それもまだSNSならいいもの。
たとえば顧客データをクラウドサービスGoogleドライブやDropBoxそしてOneDriveなどで管理していて、パスワードが同じですべて乗っ取られたらどうでしょうか?
これは完全に事件に発展してしまうでしょう。
そのため、警察庁でも、下記のような注意を載せています。
不正アクセス事案発生!
オンラインゲーム上で知り合った他人にIDとパスワードを教えたところ、不正アクセスされ、電子マネーを勝手に使用されてしまったという不正アクセス事件が発生しました。
IDとパスワードは、個人を特定する大切な情報です。
自己管理を徹底し、他人に教えないでください。出展:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/cyber/security/cyber412.html
こういったことが内容に、パスワード管理は本当に大切です。パスワードをもし同じにしていしまっていたら全部乗っ取られてしまいます。
もし今まで乗っ取られていないかたも、いずれ危険がやってきます。
すぐにパスワードをすべて違うものに変えていきましょう!
そしてその時に必要なのが、「パス管理ツール」です。
パスワード管理ツール・アプリの必要性とメリット
たまにパスワード管理ツール・アプリをエクセルなどで管理してパスワードを書けておけば安全じゃないかと思われるかたもいるかもしれません。
それも危険が伴います。一つは紛失・破損のリスクです。そしてもう一つは、一斉流出の危険性です。安全だと思っていたのに、「がっかり」ですよね。
しかしパスワード管理ツール・アプリを使うことで、もう「うっかり」とも「がっかり」がありえなくなります。
がっかり!紛失・破損のリスクがなくなる理由
まずパソコンの中にデータを入れておくことが、一番リスクだと私は思っています。
先ほど挙げたように、クラウドサービスにいれておくことでそのサービスが攻撃された場合に情報流出が起きてしまいます。
しかしそれ以上に高い確率で起きるのがパソコンの破損です。
つまりパソコンにデータを置いているならば、すべてのデータが一気になくなってしまう危険性もあります。
これがしっかりとパスワード管理ツールを使っていれば、そのサービスが終了しない限りは、なくなる危険性というのはなくなります。
うっかり!一斉流出の危険性
次に考えられるのが、ファイルなどをいつの間にかに盗みみされてしまう危険性です。
とくに社内のパソコンなどで管理をしている場合、実はパスワードが自然にみられている危険性もあります。
自分では送っていないつもりであっても、誰かが送ったなんていう理由も尽きません。
パスワード管理ツールで管理者機能がある場合は、ログなどもしっかりと残っているため、そういった際の証拠にもなります。
パスワード管理ツール・アプリの比較ランキング
まずパスワード管理ツールを探す場合に、私がポイントにしているのは、どこでも使えることです。
どうしても仕事上パソコンだけでなく、スマホを使って外の作業も増えていきます。
その際にパソコンでも、スマホでも使えるようになってくれていないといけません。
今回比較したなかで、スマホでもパソコンでも完全無料で国産ツールなのはGMOグローバルサインの「Skuid」だけというのは驚きました。
それではパスワード管理ツール・アプリの比較を行っていきましょう。
パスワード管理ツールランキング
ランキング | サービス名 | シングルサインオン | デバイス | 金額 | 特徴 |
1位 | SKUID(スクイド) | ○ | PC
スマホ |
無料
※一部有料設定も可能 |
アカウントやアプリケーションのグループ数が無制限
複数のアカウントパスワードが1回のみに アプリの利用状況の確認 ユーザー情報・アプリケーション・ログレポの管理機能やパスの代理登録機能搭載 英語対応 |
2位 | 1Password | PC
スマホ |
$2.99~ | 24時間体制のサポート | |
3位 | Keeper | PC
スマホ |
250円 | 指紋ログイン認証 | |
4位 | LastPass | PC
スマホ |
月額$2.50 | 個人情報・支払い情報を自動入力 | |
5位 | PC
スマホ |
今回比較したパスワード管理ツール・アプリの簡易紹介。
- Skuid
- 1Password
- Keeper
- LastPass
- KeePass Password Safe
- パスワードマネージャー(Windows、Mac)
- Dashlane
- RoboForm
この8つを比較してみました。
簡単にぞれぞれの紹介も載せていきます。
Skuidの特徴や違いをご紹介
skuidでは、企業・個人が所持している複数のIDとパスワードを1つにまとめるツールです。
主な機能として上記のツールはもちろんの事、「シングルサインオン(一度ログインすれば多数のサービスが利用可能。わざわざ各サイトにログインしなくて良い」や「アクセスコントロール」「ログやレポート管理(社員がサービス利用の状況をレポートにて確認。パス変更履歴を確認可能)」とさまざまな機能を利用する事が可能です。
簡単に言えば、自らが持つ複数のアカウント情報を登録しておく事で「パスワード忘れてログインできない」といった事にはなりません。
また、パスワードを使い回しが不正アクセスの原因となり個人情報を抜きとられるケースも多い為、Skuidのサービスを利用し、使い回しパスを廃止すれば更なるセキュリティ強化に繋がる事でしょう。
Skuidの利用料金は基本プラン無料、それに加えて更なる安全性を求める方は有料オプションを付属するといった形で利用可能です。
無料プランは、「アカウントやアプリケーションのグループ数が無制限」「複数のアカウントパスワードが1回のみに」「アプリの利用状況の確認」「ユーザー情報・アプリケーション・ログレポの管理機能やパスの代理登録機能搭載」「英語対応」が主に内臓されています。
有料オプションでは「ワンタイムパス」「アクセスの位置や媒体の制限」「社員情報を自動で読み込み」がプラスされます。
これにより、個々の利用状況により有料を利用する否可を選択できます。
1Passwordの特徴や違いをご紹介
1Passwordでは、個人のIDとパスワードを管理するパスワード保護管理ツールです。
1Passwordは主に、個々が保持しているアカウント情報を安全に共有する事が可能。全てのアカウント情報を一括で保護し、最大5人の家族のアカウントを分けて管理。アカウント・パスワード情報を設定しておけば、いつでも複数のアカウントに自動でログインできるので複数のパスワードを記憶する必要はありません。
また、不具合などがあれば24時間体制のサポートがある為、問題解決に迅速で対応するので即機能を再開できます。
利用料金は1ヶ月無料使用期間があり、そこで満足すれば有料プランを申し込むことで継続して利用可能。料金は個人で使用する場合$2.99(日本円でおよそ329円)、家族で使用する場合は$4.99(およそ549円)(1ドル=110円で計算)を月に1度支払う事で利用できます。
また、利用登録したら1Password専用のアプリケーションをダウンロードする事で簡単に設定できるようになります。
アプリケーションは、自分が所有しているタブレットであれば、幾つでもダウンロード可能なので、全てのデバイスで利用しているパスワードを安全に保護されます。
Keeperの特徴や違いをご紹介
Keeperでは、企業や個々や家族のアカウント・パスワードを一括で管理できるアプリケーションと保管庫です。
につまり、保存した複数のアカウント・パスワードのデーターを暗号化、利用者がマスターパスワードと呼ばれる一括管理を解くパスワードを入力することで暗号化されたデータを復元する事で安心安全にパスワードを保管しておくことができるのです。
マスターパスワードは、Keeper側が最も強力なパスワードを自動で生成する為、より確実にアカウント情報を保護管理してくれます。
また、個人や企業で使用する際も安全に共有できる為、不正アクセスにて情報が盗難されるのを防ぐので情報漏えいしてしまうなんて事になりません。
Keeperは指紋ログイン機能を搭載。これにより、本人以外のログインを拒否できます。
利用料金は、企業で利用する場合は1名あたり年間3,000円(1ヶ月の利用料は250円)家族間で利用する場合(最大5人まで利用可)年7,400円(1ヶ月約
612円)、個人で利用する場合は年3600円(1ヶ月300円)と比較的安価で利用可能です。
さらに、アプリをスマホやパソコンにインストールしておく事で、わざわざサイトを開く手間がかかりません。
LastPassの特徴や違いをご紹介
覚えれる自信が無いからと使い回しパスワードばかりでは、不正アクセスで個人情報を盗まれるなんてことになりかねません。
できればアカウントごとに異なるパスワードを設定したいものです。
LastPassでは、数々のアカウント情報を登録しておくことでいつでも必要な時に使用できる安心安全管理保護ツールです。
複数のアカウントを登録し、個人情報を入力しておけば、「通販サイトにて個人情報入力する際、個人情報・支払い情報を自動入力可能。いちいち入力する手間が省けます」「身分証明書やインターネットパスも安全に管理したデータを検索も簡単」「情報を共有する際、暗号化し安全に情報のやり取りが可能に。」とLastPass内の様々な便利機能を利用できます。
専用のアプリケーションをインストールする事で所持しているどの媒体でも利用でき、何時でも何処でも簡単に使用できます。
利用料金は、個人で利用するのは基本無料。また、月額$2(およそ220円)で更なる安全性が確立されたり、利用者が緊急事態に陥った時家族等がアカウントにサインインできる機能等のオプションが追加されます。
企業で使用する場合は社員1人あたり月額$2.50(およそ275円)で上記に加え、社員同士が共有できる保管庫やユーザー管理などが収録。社員全員の情報を安全に管理だれます。(1ドルあたり110円にて計算)
KeePass Password Safeの特徴や違いをご紹介
KeePass Password Safeは、もともとWindowsパソコン向けオープンソースプロジェクトから生まれたソフトウェアです。
オープンソースプロジェクトとは、プログラムソースが公開されていて自由に他のアプリに利用して新しいものを創り出そうという活動のことです。現在では、IDとパスワードを入力するシーンはパソコンに加え、スマホでの利用場面が増えていることから、このKeePassを元にして多くのスマホ用パスワード管理アプリが開発されています。
KeePass Password Safe の特徴は、オープンソースという背景から、シンプルな機能と動作が軽くて使いやすい、という点です。URLごとのユーザー名・パスワードの保存と、マスターパスワードまたはキーファイル設定、ランダムパスワードの生成が可能です。
ソフトウェアの更新や、不具合修正などは、KeePassサイトやフリーソフトダウンロードサイトなどからファイルをダウンロードしてインストールする必要があります。
また、有料ソフトウェアと異なり、専用のサポート窓口や問い合わせ先はありません。
運営会社:無し(オープンソースプロジェクト)
料金:無料
パスワードマネージャー(Windows、Mac)の特徴や違いをご紹介
x
パスワード管理サービスを専門に提供しているダッシュレーン社のソフトウェアです。
専門業者だけあって、製品の機能や対応できるデバイスも充実しており、また価格設定も柔軟になっています。
機能面では、サイト上でのパスワードを自動で入力する、セキュリティの高いパスワードを自動的に生成して適用する、というものに加えて、複数サイトのパスワードの変更をクリック一つで一括で簡単に行える、という機能が特徴です。パソコン、スマホ、タブレットなど、異なる種類の機器に対応した、マルチデバイス対応は無料版では対応しておらず、有料版プレミアムのみの対応になっています。
運営会社:Dashlane
比較的最近設立されたパスワード管理サービス会社。2011年に設立され、2016年にはソフトウェアが日本語対応され国内市場でも導入実績を伸ばしています。
料金:
個人向け 無料版
1デバイスのみにインストール可能
個人向け プレミアム版 $3.33 /月(年払い)
パソコン、スマホ、タブレットなど、異なるデバイス間における同期、管理上の共有フォルダ無制限、優先的なメールサポート
企業向け ビジネス** $4.00 /月人(年払い)
30日間の試用
Dashlaneの特徴や違いをご紹介
パスワードマネージャー
セキュリティソフトウェアの大家、トレンドマイクロ社のパスワード管理ソフトです。料金体系はソフトウェアの利用者数と利用期間を段階的に分けて、無料から年額制に分けられています。機能面では、基本的なマスターパスワード設定、複数のユーザー名・パスワードの保存、に加えてマルチデバイス(パソコン、スマホ、タブレット)対応している点が特徴になっています。大手ソフトウェア・サービス企業だけあって、サポート面の充実や市場での導入実績に裏付けられた機能アップやパッチ修正など、ユーザー対応には定評がありますので、パスワード管理ソフトについても、機能面だけではなく、利用シーン全般において安心できるサービス提供といえます。
運営会社:トレンドマイクロ株式会社
「ウィルスバスター」で有名なセキュリティソフトウェアメーカー
個人向けだけでなく、大規模企業向けにもセキュリティを切り口に安全な企業運営に向けたソフトウェア提供とサービス提供を得意としている。
料金:
1年 1,831円 税込
2年 3,271円 税込
3年 4,299円 税込
月額 154円 税込
無料版 5つまでのWebサイトのIDパスワードを管理 期間制限なし
RoboFormの特徴や違いをご紹介
パスワード管理サービス専門のサイバーシステムズ(Siber Systems)社のソフトウェア。
基本的な機能は上記3製品と同等ですが、ソフトウェアの操作画面がデザイン的に親しみやすくなっているのが最大の特徴です。料金体系も個人向けと企業向けに分かれて、機能やユーザー数で細かく設定されており、選択しやすくなっています。また24時間365日のサポートを強くうたっている点も特徴のひとつです。
運営会社:Siber Systems
1998年設立のテキスト解析、翻訳分野を専門にした会社。科学的な発見を商用適用することを目的として発足した研究機関の性質を持ち合わせた非公開企業。日本にもオフィスを設置している(群馬県 伊勢崎市)。カタカナだと同名の日本企業が多く存在するのでお間違いのないよう。
料金:
・個人 無料
ログイン数無制限
フォーム記入
パスワード監査
パスワード生成
・個人 エブリウェア 2,400円 /年
すべての機器で利用可
データバックアップ
安全にログイン共有
24時間365日サポート
・個人 家族4,800円 /年
5ユーザー
すべての機器で利用可
データバックアップ
安全にログイン共有
24時間365日サポート
・ビジネス向け 3,300円 /年・人
管理者による集中管理
役割ベースの許可レベル
共有グループ数無制限
セキュリティポリシー
※ビジネス向けにはユーザー単位でのライセンス体系、サイトライセンス体系も設定されています。